新型パッソ&ブーン、女目線の超現実主義!
掲載 更新 carview! 文:伏木 悦郎/写真:荒川 雅臣
掲載 更新 carview! 文:伏木 悦郎/写真:荒川 雅臣
パッソ+Hanaの乗り味は、徹頭徹尾緩い。ステアリングフィールがそうだ。リアリティという意味では、日常ではあまりあり得ないダイナミック・パフォーマンスに血道を上げるおっさん共を嘲笑うかのようなセットアップ。軽く不確かなようで、実はちゃんと応答する。手応えとかソリッド感といった、目を三角にしてワインディングを攻めることがクルマの評価と信じて疑わない、ドイツ車万歳男子なら青筋立てて難癖つけそうな仕上がり。もちろん、ふつうに走る分には何ら支障はないのであった。
コックピット&インテリアデザインは『成熟した軽自動車ならすでにこれはやっているよ』的シンプル&プレーン。身も蓋もない感覚優先のスタイリッシュ路線だし、+Hanaで試みられた厚手のリビングルーム感覚ベンチシートが醸し出すポヨヨンとした緩さなどは、クルマのドラポジはこうあるべきという従来の論調も、軽くいなしてしまう。
しかし、ユーザーの嗜好や実態を精査し、“商品”としての理想に迫ったリアリストの提案は、過剰な性能で勝った負けたを判別するシュールな境地よりも、マーケットの需要には適っているのだった。
“誰が乗るのか?”を考え、彼女(や彼)の現実的な要求に応える。このモノ作りとしての正しさをどのように評価するのか。
まずは、1リッター3気筒のパッソ+Hanaで都心から湾岸ルートで海ほたるまで走ってみた。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
あまり重いと走行不可能! 重い積み荷の巨大トラックは「何トン」まで公道を普通に走ってOK?
ホンダが認証不正で会見 対象車種の累計販売は325万台 「遵法性の意識に大きな問題」
“カツカレー”のようなクルマの進化──新型BMW X6 xDrive 35d M Sport試乗記
新デザインになった「ゆるキャン△ピングカー」イベント展示とオフィシャルグッズ販売が決定!
エステバン・オコン、今季限りでアルピーヌを離脱「次の計画はすぐに発表する」
ルノー「カングー」でこだわりの趣味を満喫!最長1年間貸与のモニターキャンペーン第3弾
シボレー「コルベット E-RAY」発表 史上初の電動化&AWD車 加速性能は歴代最速に
ホンダ、新エアロにより最高速は向上も残る課題。新エンジン投入はサマーブレイク後の見込み/第7戦イタリアGP
ザ・ニッポンの高級車の進化──新型トヨタ・クラウン・クロスオーバー試乗記
トヨタの豊田章男会長、不正発覚で陳謝 「間違いをした時は一度立ち止まる」 認証プロセス管理の仕組みは年内に構築
ボルボの最新BEV「EX30」の全身に息づく"ほどよきこと"の魅力
トヨタが発表した不正行為と対象車種の一覧
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?